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本来どうという工作ではなかったんだが、真鍮パイプを買いに行くのが億劫で、伸ばし伸ばしにしていた。

MB152がそれまでのブロック機と違うのは、カウリングの改善によって出力が出るようになったとかそういうところの他に、
イスパノの20㎜ガンを二門積んだところがある。
この20㎜イスパノ、聞くところによると故障率がクッソ高くて、こいつをモーターガンにしたフランス機は故障によって射撃機会を逃すことが結構あったのだとか。
英人はキレて、4門積みとかしたんだが、各翼搭載の銃の作動の同調がズレると、まとめて装填不良を起こすとかいう素晴らしいシロモノだったらしい。
いやあ、MGFFって優秀だったんだな。
で、MB152はこれをモーターガンではなく、各翼一門ずつ搭載していて、一方が故障してもまだ撃てる、つー信頼性の高さを誇り、対戦闘機戦では優勢とは言えなかったけれど、対爆撃機戦闘では非常に有効に働いた、らしい。
間に合った兵器、と僕は呼んでいるんだが、そう、MB152も間に合った兵器なのだ。必要な時に、何とか、ギリギリ、数があった。おかげで戦いに参加できた。同時代のトップとはとても言えないが、数に限りある主力戦闘機を支援する、支援戦闘機として、彼らは雄々しく戦った。彼らをうらやむ者はおらず、栄光の時とも言われないだろうけれど。
こんだけ押し出しが強い機関砲も珍しい。そら、作ってやらな、である。
またこんだけ突出していると、ひっかけて壊した飛ばした曲げたなんてよくあることで。
僕は曲げた、よりも、飛ばした、のほうがいい。製造レシピを僕が持つ限り、飛ばしたパーツはまた作れば良いのだから。というわけで、銃身は高剛性でよく、具体的にはピアノ線である。
シートベルト工作をするようになってから、ガンサイトも着けるようになったのだが、今回は特徴的な予備ガンサイトも真鍮工作。一個目は工作後に焼きを入れるのを忘れて、ぐにゃっと曲げちゃった。
真鍮の曲げ工作をやりやすくするためには、焼きなまし、工作してから、焼きを入れ直すのを忘れない。ちぃ、覚えた。
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